幼稚園や、小学校で使う鍵盤ハーモニカ。
「様々なメーカーのものがあるけどどれがいいの?」
そんなお悩みにお答えして、鍵盤ハーモニカの選び方を解説します。
鍵盤ハーモニカの種類
鍵盤ハーモニカには、ソプラノ、アルト、バスなど様々な音域のものがあります。
幼稚園や小学校で使う鍵盤ハーモニカはアルト音域のものになります。
さらにアルトの鍵盤ハーモニカの中でも、鍵盤数に種類があります。
主に27鍵、32鍵、37鍵などです。
鍵盤数が少ないほど軽量で少ない息で演奏が可能です。
小学校で使う場合は32鍵盤を選びましょう。
鍵盤ハーモニカの選び方
学校で使う鍵盤ハーモニカを選ぶ際のポイントは主に3つ!
耐久性が高いものを選ぼう!
小学校では、低学年から鍵盤ハーモニカを勉強します。
授業では中学年からリコーダーへシフトしていくものの、音楽会やマーチングなどで使用する機会はたくさんあるため、6年間使い続けられる耐久性が必要です。
故障として多いのが、特定の音だけ出なくなってしまうという状態。
原因として考えられるのが、内部のリードプレートの腐食やサビです。
メーカーによってはリードプレートに加工を施し錆びにくくなっている機種もあります。
様々な機種を比較して耐久性があるものを選びましょう。
付属品、修理パーツの有無を確認!
演奏に必ず必要な卓奏用唄口と立奏用唄口。
「ホース部分に穴が開いてしまった・・・」
「噛んでしまって先端がボロボロ・・・」
あるあるです!
そんなとき、替えの唄口はすぐ手に入りますでしょうか。
ネットで購入した安い鍵盤ハーモニカは、希に替えの唄口が発売されていない場合があります。
替えの唄口が手に入るか、手に入りやすいか購入前に要チェックです。
また、修理パーツがあるかも併せてチェックしておくとなお良しです。
コストを抑えて安くつくられた楽器は、修理前提でつくられていない場合がほとんどです。
内部のリードプレートだけでも販売されているかを確認しておきましょう。メーカーのホームページで確認できます。
大手メーカーの機種を選んでおけば安心でしょう。
ケースの形状
最近では、鍵盤ハーモニカのケースも様々な種類があります。
主に、ハードケースとソフトケース
ハードケースは衝撃から守ってくれ故障のリスクを減らしてくれます。
ソフトケースは持ち運びに便利。
コンパクトさも魅力で机の横にかけておいたり、ロッカーの少しの隙間に収納も可能です。
おすすめ機種
・ヤマハ ピアニカ P-32EP
価格:5480円 |
32鍵アルト
本体:425㎜×96㎜×49㎜
ケース:456㎜×173㎜×58㎜
質量:600g(ケースは含まず)
特徴①卓奏中の待機時に便利なパイプクリップ付きで衛生的!
特徴②特殊防錆塗料をリードに施してあり耐久性が高い
特徴③吹き込み口の形状がリコ-ダーに近いのでリコーダーへの移行もスムーズ
スズキ メロディオン MXA-32G
【6年保証・かいめいシール付】スズキ メロディオン MXA-32G/MXA-32P (鈴木楽器)鍵盤ハーモニカ鈴木楽器正規特約店!mxa-32g 価格:5720円 |
32鍵アルト
本体:420×100×45mm
ケース:457×179×61mm
本体:565g
ケース:537g
特徴①卓奏唄口の収納は、ケースへのはめこみ式ではなく「置くだけ収納」片付けラクラク!
特徴②強くしなやかなリードを使用防錆塗装によって耐久性も◎
ゼンオン ピアニー 323AH
価格:4990円 |
32鍵アルト
本体:400mm×105mm×45mm
質量:615g
特徴①防錆塗装でカビの発生を抑制したリードプレート
特徴②合奏のユニゾンがきれいで他の楽器とよく溶け込むバランス感が◎
おまけ…豆知識
皆さんは鍵盤ハーモニカのことをなんと呼んでいましたか?
ピアニカ? メロディオン?
実はこの「ピアニカ」「メロディオン」というのは、販売するメーカーの商標名です。
それぞれのメーカーの商標名をちょこっとご紹介!
・ヤマハ → ピアニカ
・スズキ → メロディオン
・ゼンオン → ピアニー
唄口などを買うときは要注意!ピアニカの唄口を探しているのか、メロディオンの唄口を探しているのか間違えずに店員さんに伝えてくださいね。
互換性がない場合がほとんどですので、差し込んでみたら入らない!とならないよう気を付けましょう。
コメント